ヤマレコ記録ID:3438271
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旅行に来て山登りの寄り道です
「北海道に来てまで山に登るか」といわれるけども
「山に登るために北海道に来た」といえるくらい美しくて壮大なすてきなすてきな山行でした。
そんな北海道旅行中の登山、大雪山系黒岳へいったことについてご紹介します。
もともと北海道には10日間の周遊旅行で訪れていました。
車にテントを積んで、フェリーで北海道に渡っていたのです。
ハイカーの朝は早い
黒岳へのロープウェイに近い層雲峡オートキャンプ場は、この登山において最高のキャンプ場です。
そのキャンプについてはこちらにて紹介しています。
ロープウェイの込み具合や、山の天気(晴れと言えど午後はガスが出やすい)を考えて、朝一のロープウェイに乗りたかったぽにこたち。
4時に起きてキャンプ場を撤収しました。とてもいいキャンプ場だったのでもったいなかったです、、、。
5時過ぎにはロープウェイ駅の駐車場についたのに、すでに先客が多数いてびっくり。
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始発が6時なので、その少し前にはオープンするだろうと朝一搭乗希望者がこうして集まるんですね。
6時少し前に開いた窓口で、しっかりその一員としてチケットを購入し、並びながら待っていると6時にはもう長蛇の列ができていました。
今から並んでちゃ朝一の便には乗れない、、、。朝一の便に乗れないと、その後に乗り継ぐリフトも並ばなければならなくなる、、、。
いやはや早起きできる体でよかった(笑)、本当にそう思いました。
ロープウェイとリフトを乗り継いで、スタートです
山行の詳細はヤマレコに載せていますが、個人的ハイライトは黒岳直下の岩場の急登とお鉢平から北鎮岳分岐までのラインです。
リフトを降りてからは、黒岳山頂まで一気に高度を稼ぎます。
脚にも肺にも悲鳴を上げさせて「ぐいぐい登らせるねぇ」と山に言いながら登ります。
しんどさ加減はここが一番でした(笑)。
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黒岳ルートの推しポイントはここ!
お鉢平からのラインは、はじめてお鉢の全貌が見える興奮と、今からこの淵をぐるりする期待と、今まで歩いてきた道と続く道、その景色に感動します。
ロープウェイで登っている最中から、ずっと感動モノの綺麗な景色が続いているのですが、私は、初めてお鉢全貌が見渡せるこの景色が一番感動しました。
臨機応変に動きましょう
北鎮岳をあきらめたのは、この時点で黒岳の方から雲が大量に流れ込み始めていたから。
景色のきれいなうちにお鉢を周ろうという事になりました。
北鎮岳を上ると当然気持ち良いのでしょうけど、その後にガスのかかったお鉢になる方が惜しまれたのです。
雪解け水で水分補給
そんな中で見つけた、マップ上にひっそりと書かれている水場のマーク。
見つかったらラッキーだくらいの気持ちで探すと、ルートから少しそれたところの雪渓から、水の流れる音が聞こえてきました。
硫黄の川じゃなく、万年雪の雪解け水です。すごくきれいで、そしてものすごく冷たくてとても美味しかったです。
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今年は北海道もすごく暑くなった(1週間ほど前)ので、大分雪も解けたと思います。
関西に住んでいると、万年雪とはほぼ無縁。そんな万年雪に感動します。
このままこの雪がなくなることのないように願っています。
アイゼン無しは少し怖い!夏の雪の上のルート
北鎮岳分岐の直下が、雪の上を歩く部分でしかもかなり急勾配な箇所でした!
土の部分がおおかったのですが、雪の上にもマーカーがあったのでルートなのでしょう。
歩きにくい土か、滑りやすい雪か、一番ひやりとしたところでした。
アイスバーンではありませんが、少し溶けた雪の下にはしっかり氷があり、わずかな区間とはいえアイゼンを置いてきたことを後悔しました。
平坦な道ならともかく、北鎮岳山頂直下の急登だったのです。
北海道旅行は移動に時間がかかります
旭岳か黒岳の小屋で泊まれるなら旭岳含め大きく周遊したかったのですが、下山後に帯広まで行くことも考えるとお鉢を周るので精一杯でした。
それでも本州では見られない壮大な景色を沢山堪能できたので、非常に満足度の高い山行になりました!
今回の山飯は、移動最優先でコンビニのおにぎり&チョコレートの行動食のみ
前日がキャンプだったので準備の手間を考えてもこっちの方がベターでした。
まぁお鉢歩きは吹き曝しで、長居するようなところはあまりなかったので結果オーライです。
北海道 大雪山系黒岳(ロープウェイ・リフト)お鉢周遊についての登山記録でした☆
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