坪ノ内オートキャンプ場【奈良県】キャンプレポ

キャンプ

今回は旦那様の誕生日キャンプのことについてです。

関西の避暑地、天川村(奈良県)

夏の暑い時期に、平日に休みを取って背徳感たっぷりに人の少ない天川村へ行きました

奈良県南部、山奥に天川村はあります。

吉野の山道は車道も広くないので、決してアクセスが良いところではありませんが、それでもたくさんの人が訪れる人気の村です。

とてもきれいな川があり、「みたらい渓谷」は川遊びやハイキング、そして観音峰への登山口として、そこそこ有名だと思います。

名物としては、柿の葉寿司、鮎料理、ごろごろ水を使った豆腐や大豆製品、蒟蒻かな?あとは洞川温泉も人気です。

飛び込みができるキャンプ場

今回キャンプ場を選んだポイントは「近くの川で飛び込みができること」

もちろんお手洗いやお風呂・温泉の有無・料金などは毎度ながら要チェックしています。

そして決まったのがこちら「坪の内オートキャンプ場」(公式サイト)

テントサイトだけでなく、コテージもありました。

家族及び、カップル用のキャンプ場だそうです。友人グループなどはダメだということでしょうか。

口コミとHPで、川遊び及び飛び込みができそうだと判断しました。

このキャンプ場、最高!!

管理人のご夫婦(だと思ってます)はとても親切で物腰柔らかく、サイトの設備はとてもきれいでした。

サイトのエリアから階段で降りられる河原は、浅くて広く当然水はきれい。

翌日わかったのですが、管理人のおじさん自ら、朝からお手洗いや水場を掃除してくださっていたようです。

そんな素敵なキャンプ場なので、当然ながら通常の土日は満員御礼のようで、金曜日に宿泊しましたが「明日は満員だよー」とおっしゃっていました。

局地的大雨(通り雨?)危機一髪

さらに良かった偶然が、テントサイト貸し切り状態だったことです。

その日は天気予報が不安定で、世間で局地的大雨が頻発していた時でした。

そんな予報だったので、ほかのテントサイト組はキャンセルしたそうです。私たちのほかにはコテージが一組だけでした。

私たちは「行ってしまえ」と決行しましたが、タープを設営しようとした瞬間に30分ほど激しい雨に見舞われました(笑)。

ただそれも、管理人のおばさんが「今大淀にいる知り合いが、運転できないくらいすごい雨が降ってきた。もうすぐそっちにも雨雲が行くからつけてと電話が来た。少し設営は待ったほうがいい。」と教えてくれたのです。

そうかとタープを畳み始めたころ、あれよあれよという間に雲がきました。

山の斜面にすごい雨が降ってるのが見える、こっちへ来るぞと言ってる間に大粒の雨が。

大慌てで車の中に逃げ込むと、一瞬で景色がかすむ大雨のシャワーです。

“バケツひっくり返したような”って表現がとってもお似合いです。

間一髪だったことに大笑いしながら、おばさんのやさしさに感謝しておりました。

今回のテントスタイル、アイテムは?

今回のスタイルはDODチーズタープ+カンガルーテントです。

サイトは十分に広く、駐車スペースとテントスペースが隣接しているスタイルです。

5.2×5.2mのDODのチーズタープMも、十分ゆったり張れました。

チーズタープを大きく張って、キッチンも焚火も全部中に入れてしまいました。

一応、雨を警戒しています。

ニューフェイスの3連ランタンも吊り、キッチン台もセットして広々贅沢使いです。

カンガルーはこの椅子のあたりに設置しました。とりあえず日中は休憩するためにカンガルーは後回しにしています。

カンガルーの下にはカーペットのようなレジャーシートと分厚い銀マットが敷いてあり、中にはDODのソトネノサソイで快眠を追求します。

結局そのあとは一度も降られることなく、良いお天気の中でキャンプを楽しむことができました。

さぁ川遊び!ドッキドキの飛び込みです

キャンプ場から降りる河原から、少し上流に歩いたことろに、流れのほとんどない深い場所があります。

ニジマスがたくさん泳いでいました、しかもまぁまぁ大きい。

丁度良い(?)登りやすい崖もあります。

ということで、飛び込む場所決定です。

記憶の限り、飛び込みは初めてです。

飛び込む前が一番心臓が止まりそうでした。

まず、恐怖。狙ったところに飛べるか、足を滑らせて岩にあたらないか。ていうか高い。

次に緊張。水めちゃ冷たかったやん。飛び込んだら心臓止まっちゃうヨ。ていうか高い。

そしてわくわく。飛ぶのも、着水も、入水も絶対楽しい。ていうか高い。

そんなこんなで結構な時間葛藤していました(チキンです)。

とうとう旦那に促され、ビビり倒しながらニジマスの泳ぐ中へダイブ。

飛び込んでしまうとナニかが吹っ切れ、残るのは謎の笑いと開放感と爽快感。

多分半端ないくらいアドレナリン出たんでしょう、、、。

水面からの高さはおそらく2.5mあるかないかくらいでした。それでも自分の身長がプラスされると目線の高さは3m超えますから、そりゃあ怖いわけです。

2回ほど飛び込んだ後旦那のカバンが水没したので切り上げ、あとはアドレナリンが出きった後の精神・肉体的疲労を癒すために、河原で乾杯しました。

ほぼ貸し切りの河原で、暖かい日差しで冷えた体を労る、、、。美味しくないはずがない。

登山用ショートパンツとTシャツで飛び込んだので、そのまま日向ぼっこがてら乾かしていました。

徒歩圏内に温泉があります

そうこうしているうちに夕方近くなってきたので、歩いて温泉へ。

「天の川温泉センター」です。県の観光サイトでも紹介されています(こちら)。

当時の入浴料は大人700円でした。

温泉もほぼ貸し切りで気持ち良かったです。

ディナーの時間です

さて、今回のお楽しみディナーはコチラ!

・タコとマッシュルームのアヒージョ+フランスパン(レシピ)

・エビの塩焼き

・牛肉の塊

・キノコのホイル焼き

・焼きパプリカ

アヒージョは最高ですね。不味くなりようが無いし、簡単だし。

あとはお菓子をつまみながらゆっくり静かな時間です。

カンガルーテントはこんな感じになってます。

静かな夜の時間と満天の星

人少ないし、車も通らないし、川の音がとても心地の良い時間でした。

すっかり夜が深くなるころ、旦那に起こされて外に出ると、すごい星空が見えました。

空気がきれいで、山奥のため明かりが少なく、雨のおかげで塵もなかったので、最高のコンディションでした。

やっぱりいいなぁ天川村は、、、。この日何度目かのセリフをまた脳内に流しながら静かな河原を散歩し、再び夢の中へ帰りました。

穏やかな朝です

翌朝はすっきりと気持ちの良い朝です。相変わらずきれいな川。

朝ご飯はコチラ。

・豆乳クラムチャウダー(昨日の野菜と一緒)

・(昨日の)フランスパン+目玉焼き+チーズ+生ハム+トマト

・冷凍パイナップル

・コーヒー

朝ごはんはツーバーナーで作ってしまうことが多いです。

鉄板で一気に焼けるし、それを外せば2口コンロだし、便利すぎます。もう戻れません。

来る途中に大淀の道の駅で、安く桃をゲットしていたのですがそれが美味しいのなんの。

川遊びの後や朝ごはんの後で食べましたが、贅沢にかじっていました。

皮がつるんとむける桃、すてき。

誕生日キャンプ大あり!

そんな感じでこのキャンプは終わりです。

このキャンプを通して、毎年有休をとって夏にここに来るのはどうだろう。

アリよりのアリ。

そんなことを地味に企てております。

では最後までありがとうございました。

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