犬の脾臓腫大について

日常

こんにちは、ぽにこです。

今回は実家のダックスフンドが脾臓腫大で手術したことについてお話しします。

15歳の大おばあちゃんの異変、腰から来ました

実家にいる2頭のダックスフンドのおばあちゃんの方、ななです。

ミニチュアダックスフンドの適正体重5キロを大幅に超えた、8キロの酒樽体型のばぁさまです。

歳なので犬歯は抜けているし、イボもあちこちにできていて耳は勝手ツンボ、硬いものがやや苦手になってきたこの頃でした。それでも元気なばぁさまは、5歳の弟分はちくんより体力もあり、気も強いです。

そんなばぁさまが体調を崩したのは3月末の木曜日でした。

私はその時滋賀にいたので、帰省していた弟や両親から聞いたことにはなりますが、急に腰が抜けたように歩きずらそうになったそうです。

以前ヘルニアになったので、また再発かなと近くの動物病院に行きました。

すると「急いで大病院に行ってください」「来週では遅い、明日すぐに行ってください」とのことで、弟と父親が翌日の金曜日に、大きな動物病院へ連れて行きました。

診断結果は「脾臓腫大」、即手術

診断結果は「脾臓腫大」。かなり大きくなっていて、いつ破裂してもおかしくない状態とのことでした。

後になって弟から聞いたところ「初診で3ヶ月以内、何なら今週中に破裂して亡くなってしまうかも」言われたそうです。今だから言えますが、「腰痛で受信したのに、まさか余命宣告されるとは」と驚いていました。

金曜日の受診後、絶望したまま週末を迎え、その時に私も両親から連絡をもらったのです。

翌週の月曜日から入院し、当日手術を受け、様子を見て3日後の水曜日に退院予定とのことでした。

無事を祈って手術成功と退院のお迎えに

気が気じゃないぽにこは、べビを連れて日帰りで帰省し、退院のお迎えに行くことにしました。

あくまで予定日でしたが、結果として無事に退院できました。

お迎えに行ったときに、手術の様子や腫瘍の写真を見せてもらいましたが、なんと直径6㎝ほどの腫瘍がお腹を開けた瞬間から見えており(本来脾臓は開けてすぐには見えません)、しかも出血しかけていました。

写真はネット上にもたくさん出ていますが、苦手な方もいると思うのでイラストにします。

こんな感じに、ぱんぱんの腫瘍がモニターに映っていました。

そりゃあお腹もぱんぱんになるよ、、、、。

以前からぱんぱんのお腹をしているなとは思っていましたが、脾臓のせいだとは思いませんでした。今思えば納得です。気づけなかった申し訳なさでいっぱいになります、、、。

心配していましたが、私たちの顔を見ると、元気がないなりにもしっぽを振って、一生懸命こちらへアピールしてくれました。

やっと連れて帰ってもらえる、迎えが遅いと言っているようでした。

抗生物質をもらって、3日後に経過観察でもう一度病院に行きますが、退院の許可が下りたので一安心です。

術後服→母親お手製術後服でチャーシューみたいになりました

ななは退院時、術後の傷口を舐めないように、お腹を覆うように伸縮性の高い術後服を着せられていました。

タンクトップ犬Ver、みたいな感じです。

これは別にいいのですが、え、、、おしっこできないじゃないか、、、。

ななばぁさまの毛と豊満ボディによって、本来よりしっかりぴったりした術後服となっていました。これでは窮屈そうだし、排泄もしにくそう。

という事で、父親の元スポーツウエアを切った、オリジナル術後服へチェンジしました。

上が病院の術後服で、下が元Tシャツのお手製術後服です。

見た目はまさしく、ひもで縛られたチャーシューです。

しかしこれだと出ているところのブラッシングができるし、トイレの時に汚れることもありません。

退院3日後の、傷口チェックで病院に行った時に、先生に「お手製ですか」とアイデアを褒められていました。

ただ、見た目は本当にチャーシューです(笑)。

帰宅後はみるみる回復です

「食い力」という言葉は最もだと思っています。

病院では食も細く、夜もゆっくり寝れていないだろうと言われていたななばぁ様ですが、帰宅後は日を追うごとに食欲も元気も戻ってきました。

退院当日は、寝ていることが多くご飯も少し食べにくそうにしていたのですが、3日後にはしっかり弟分と一緒におこぼれを催促するまでに。

掃き出し窓からスロープを使って外に出て、自分でトイレにも行きます。

日を追うごとに安心させてくれるななばぁ様です。

心配なのは病理検査の結果です

見た目は元気になってきているななばぁ様ですが、心配なのが病理検査の結果です。

来院から1週間後の抜糸の時に、検査結果を教えてくれるそうです。

脾臓腫大は悪性と良性があります

今回の脾臓腫大、悪性だった場合、余命は平均で半年と言われているそうです。

良性だった場合は、これからも元気で頑張ってね、といったところなのですが、結果を聞くのが本当に怖いです。

先生は「検査結果を見て、これからの方針を考えていきましょう」とおっしゃっていましたが、もう御年16歳のななばぁ様に辛いことをさせたくない、と思ってしまいます。

いつかお別れが来てしまうものですが、できれば最期を看取りたい。そしてなにより、苦しまずに、幸せな気持ちでいかせてあげたいのです。

そのために、これからもぽにこは彼らに尽くそうと思います。

では、少々重たい話になりましたが、今回はここまでです。

ありがとうございました。

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