【滋賀県】宝船ファミリーキャンプ場記念日キャンプ(レシピ付き)

キャンプ

こんにちは、ぽにこです。

今回は、宝船ファミリーキャンプ場での結婚1周年記念キャンプのことをご紹介します。

このキャンプ場の利用は2回目ですが、2回とも湖岸沿いの区画でとても良いキャンプになりました。

料金はこんな感じです。

入場料:大人2人 1,000×2=2,000

サイト料:1区画2,000(1テント+1タープ)×1=2,000

駐車場:1台 1,000×1=1,000

アーリーチェックイン15時➡10時:大人2人 500×2=1,000

合計:6,000円

決して、安いわけでも高いわけでもありませんが、サイトの場所による差が大きすぎると思いました。

初めに案内されたのは、湖岸沿いから内側に入った2列の林間側サイトでした。まだ湖岸沿いも空いているのに、なぜ内側の、しかも林間側なんだろうと思いましたが、湖側を開けることにして設営を始めました。ロープで区切られたサイト内に、車もしっかり入れないといけないので、今回持って行ったWhole EarthのDELTA NEST SHELTERを、湖岸側に開くように設営をしていました。車を区画に入れたうえでテントを張るには、必然的にリビングの方向は決まってしまいます。

しかし、そこで問題が発生。

なんと、湖岸側にグループキャンプの団体が案内され、2区画とったらしいそのグループは、私たちのテントの目の前、湖岸側に、テントをふさぐかのように4台余りの車を停めだしたのです。

向こうさんもサイトを選ぶ権利は持たないので、案内されたサイト内で最高のポジショニングをとろうとするのは当然の事。あたえられた区画のラインぎりぎりまで、ワンボックスの大きな車を寄せてきたのです。

これでは景色も風もあったもんじゃない。車に囲まれるために来たんじゃないよと、思いながらも、多少、既に設営されているテントに気を使ったりは無いのだろうかと思っていました。しかし、そんなこちらの期待がむなしく砕け散る賑やかそうな、元気なそのグループは、しっかりぴっちり車を停め、テントの設営を始めたのです。

あちらもこの場所を選んだわけではないので強く言えず、どうしようか、ここで妥協するべきか迷いましたが、ダメもとで管理人さんに打診してみようということになりました。

なぜダメ元かというと、まずここに案内された際、空いている湖岸サイトではダメなのかと、案内役の男の子に聞いてみたのですが、まったく取り付く島がなかったのです。

恐る恐る管理人さんのところへ行き、旦那に相談してもらいました。こういう時に旦那の陰に隠れてしまう、卑怯なぽにこです。

管理人さん’sは「あらまぁ」と驚き、様子を見に来て下さり、そのまま「どこがいいの?あそこも、あっちも空いてるよ」と湖岸のサイトを指して言ってくれました。

なんとありがたいことか。ありがたく思いがけず湖岸沿いのサイトに入ることができました。アーリーチェックインで11時に着き、設営を一度済ませてもうお腹もペコペコ、日光サンサンで暑い中、あともうひと踏ん張りだと奮い立たせて、テントを折り畳んで移動しました。広げた荷物も積みなおしての民族大移動です。

大汗をかきながら半砂地にペグを打ち、最後の力で椅子を組み立て、琵琶湖に向けて大きく開け放たれたタープから入ってくる風を受ける陰で、やっとこさとりあえず昼ご飯を食べることができました。

その気持ち良さたるや、、、。これぞキャンプの醍醐味。

そして昼ご飯は、草津の愛彩広場で購入してきたサンドイッチ。

朝9時過ぎに行きましたが、お店が入っている農協の奥へ進むと、突き当りのお店には既に3組並んでいてぽにこたちは4組目でした。

ショーケースには、ぎっちりと並べられた色とりどりのサンドイッチが並んでいます。

食パンサンド、カンパーニュサンド、ピザ生地サンドに期間限定でピタパンのファラフェルサンド。その他、ドリンクとスコーンがいくつか。そんなラインナップです。半熟卵サラダがたっぷりのデビルエッグサンドか、ほぐしたバジルチキンとビーンズたっぷりのビーンズバジルチキンサンドか、はたまたクリームチーズとスモークサーモンのあふれるカンパーニュか、期間限定のファラフェルのピタサンドか、、、。

短時間ながらも忙しく、記載の具材と見た目と直感と欲求をフル回転させ、ぽにこはビーンズバジルチキンを選びました。旦那はビーフパストラミのカンパーニュサンドを選んでいました。

高さ10㎝にもなりそうな断面のサンドイッチを受け取り、キャンプ場へ向かったわけです。

さて、そのサンドイッチを袋から取り出して各々飲み物を用意、乾杯をして噛みつきました。

軟らかくほぐされたたっぷりのバジルチキンは、名のごとくバジルのいい香りが鼻を通り、ビーンズのほくほくした食感と、クリームチーズの濃厚な味が次いで押し寄せます。一度にリーフ部分までかじるのは至難の業なので、交互に噛みつきました。リーフ側にもクリームチーズが塗ってあり、濃い味のチキン側と、あっさり味のリーフ側でちょいどよいバランスとなり、とても満足度の高いサンドイッチでした。食パン半分だと思っていましたが、おそらく幅は1/3ですね。意外と奥行きは無かったので、もう一つ行けたかもと思います。

旦那のパストラミも、一口貰いましたが、濃厚なチーズとビーフのうまみが、歯ごたえのあるカンパーニュとよく合っていておいしかったです。旦那的には、カンパーニュ自体がしっかりおいしいと、とても満足気でした。腹7分目のサンドイッチの後はお菓子を開け、静かな湖畔でくつろいでいましたが、まだ椅子鹿出ていないテントの中です。尻に根っこが生えているのをどうにか引っこ抜き、設営を仕上げました。

当初はカンガルーテントをインナーテントとして設営する予定でしたが、十分プライバシーが守られるのと、半地べたリアンにしたいということで、レジャーシートの上に、銀マット、ラグを敷き、ソトネノサソイと掛け布団用寝袋で寝ることにしました。

使うついでに改良しようと言っていた蚊帳も、風が強かったからかカメムシも蚊もおらず、要らないということになりました。

あろうことか、アヒージョにするエビを冷凍庫に置いてきてしまったので、車で10分ほどのところにできたPLANTへ買い物へ行くついでに、朽木温泉に行くことにしました。

本来ならば、宝船温泉があるのですが、とてもお客さんが多く広くない温泉にとてもじゃないが入れそうなかったので、夕方に早々に別の温泉へ行くことにしたのです。PLANTでエビを買い、ついでにアイスも買い、山の上の朽木温泉に行きました。新しい施設ではありませんが、きれいにしてあって、近くのキャンプ場や運動場の利用者でほどほどに賑わっていました。

サウナや露天風呂、源泉もある広々とした温泉で大満足です。

設営で掻いた汗を流し、さっぱりしてテントに帰ってきました。

ここから料理タイムです。

①ローストビーフ

1.とりあえず旦那には火を作ってもらいます。ローストビーフのために、十分に成熟した炭火を育ててもらわねばなりません。

その間に、お肉をフォーク、、、がなかったので竹串でめった刺しにします。特に筋周りを重点的に刺して、次に、ニンニクやハーブたっぷりのスパイスをこれでもかというほど刷り込みます。これでもかというほどでいいのです。表面だけなのだから。

2.旦那の火が十分に成熟したら、1面2分~ジュ―――ッと焼いていきます。フライパンでする場合よりしっかり焼きます。途端にいい匂いがあたりに充満しますが、まだまだ食べられません。

3.全面焼いてアルミホイルに取り、2重に包んで、転がっていた旦那の寒いとき用フリースベストに包みます。

4.後は放置するだけです。本当はしっかり冷めるまで置いておくと、肉汁が落ち着くのですが、今回出した時はまだほんのり温かく、でも肉汁もほどほどに保持されていました。

5.最後にスライスしてレタスの乗った皿に盛り、タレをかけます。タレの光沢ですごいレアな肉に見えますが、赤い肉汁は出ません。でももう少ししっかり焼きたかったですね。難しい。

②スモークサーモンのカプレーゼ

1.トマト、アボカド、モッツァレラチーズをスライスする。

2.スモークサーモンと一緒に並べる。これは旦那に任せました。つまみ食い常習犯ですが、まぁ目をつぶりましょう。円じゃなくて縦に並べるんだと思わず声に出してしまいました(笑)。

3.バルサミコ酢、オリーブオイル、岩塩をふって完成。

③舞茸とエビのアヒージョ

1.ニンニクを忘れたので、アメリカンミックススパイスをアルミ容器にたっぷり入れる。味も整っていて、ハーブも入っていて、思った以上に良い案でした(笑)。

2.ほぐした舞茸とエビを入れてオリーブオイルを注ぎ、熱する。

3.スライスしたフランスパンを軽く炙って、一緒に食べる。

④スモークチーズ・ソーセージ

1.奮発してちょっといいソーセージを用意する。チーズは6Pスタイルがやりやすい。

2.ダッチオーブンにアルミ鍋を入れ、アルミホイルを敷き、スモークチップというか、スモークブロックを入れる。

3.アルミ鍋を蓋するように、ダッチオーブンの底網を被せる。

4.そこにスモークする食材を置く。ナッツもやりたかったのですが、忘れてました、、、。

5.スモークブロックに火を付け、蓋を少しずらして放置する。密閉すると火が消えるので、少し開けます。

6.チーズがいい色になれば完成。燻製加減はお好みです。

キャンプで行う調理に、ややこしいものは入れません。簡単にできて、大雑把でもできるものばかりです。外でみんなで作って食べると、大体なんでも美味しいですね。

食べ始めてしばらくたった時、風が急に強くなりだして、キャンプ場のタープやテント、焚火を襲い始めました。湖沿いの強い風です。テントに火の粉が飛ばないように、湖岸ぎりぎりでBBQしているグループもありました。

お腹も大きくなってきたので、ケーキはテントの中で食べようということになり、タープ部分を下ろしておこもり状態にし、風下はメッシュにして空気が流れるようにしました。

ベアボーンズのランプの下で、モンブランを大きく切り分け、文字通りお腹いっぱいケーキを食べて、熱いお茶を飲み、至福の時です。

外の風がすごいので、装備をほとんど中に入れてもまだ広い、WholeEarthのテントです。片付けもほどほどに、読書タイムを取り、9時半ごろには就寝しました。なんせ風が強かったので、ペグが抜けないか心配でしたが、無事に翌朝まで持ってくれていました。

翌朝目を覚ますと、まだ風は多少残っているものの、荒々しい昨晩のそれとは違いさわやかな空気が広がっていました。さすがに湖は昨日より濁っていましたが。

大きく伸びをして、散歩がてら世間様のテントを見学して、サイトに戻ってくると朝ごはんの準備です。昨日の残りのローストビーフ入りホットサンドと、残り野菜を炒めて入れるポタージュスープ、あとはりんごなど、です。

①ローストビーフのホットサンド(目玉焼き入り)

1.トマトは輪切り、キャベツは千切りにする。

2.ツーバーナーの鉄板で、半熟目玉焼きを焼きながら、ローストビーフを焼きなおす。

3.ホットサンドメーカーに10枚切りのパンを1枚置き、キャベツ、ローストビーフ、残ったタレ、目玉焼き、スライスチーズ、トマトを積み、最後にもう1枚のパンで、ずれないように気を付けながらホットサンドメーカーを閉じる。

4.弱火でじっくり両面から加熱する。

両面弱火でじっくり焼かないと、表面のパンだけ焼けて、中は冷たいサンドイッチになってしまいます。じっくり待ちましょう。

②野菜入りポタージュスープ

1.キャベツと玉ねぎをみじん切りにする。

2.鍋を忘れたので、ツーバーナーの鉄板で野菜を炒める。

3.アヒージョの時に使用したアルミトレイ(パウンドケーキ型)の余りの存在に気付く。

4.炒めた野菜と300~400mlの水をアルミトレイに入れて火にかける。

5.煮立ったらカップスープの素(インスタントのポタージュ)3袋を入れる。

6.粉末が溶ければ完成。

カップスープだと少し物足りないし、野菜が摂れるとのことで作りました。ベーコンやハムがあるとさらに美味しいです。なかったので入れませんでした。

あとは、余ったトマトとりんごを切ってお口直しにし、ケーキもあるので控えめの朝ご飯になりました。

風を受けながらウインドサーフィンを眺めつつ、ゆっくり食べる朝ごはんは、それはもう何食べてもおいしくなります。

朝ごはんを堪能した後は小休止後、撤収となります。暑くなる前にと思いましたが、曇り空になり、帰り日に小雨が降ってきたので、結局早く撤収して正解でした。

初めはどうなることやら、ひやひやしたキャンプでしたが、結果としてとても充実したのんびりゆっくりキャンプになりました。

では、今回のキャンプについてはこの辺で。ありがとうございました。

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